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2020/11

V-factory Discovery News 11月号

見積り合ってるかな?加工時間の確認からはじめました。

災害前以上の会社を目指して、見える化を活用していきます



よくお使いの機能


――台風19号により50㎝を越える浸水被害にあわれたこと、心よりお見舞い申し上げます。

 

    HG4010はRG353の入れ替え

    小田切社長)災害から復旧したことにより、改めて「これまで以上の会社にしよう」という思いが強くなりました。

    もともとメインユーザーのリピート受注が多く社員も優秀なので、現場任せにしていても製品はでき上がっていました。そういう意味で今すぐに改善が必要というわけではなかったのですが、災害後に新マシンに4台入れ替えをしたことで、効率があがったという感覚があったんですね。すると「もっとマシンを動かせるんじゃないか?」と考えるようになりました。現状に問題はないけど、将来を見据え、もっと上を目指したいと思ったんです。

    しかし、そもそも社長であるわたしは不在にすることが多く、社内の負荷状況を把握できていませんでした。現場の進捗管理もアバウト。モノはできるけどその見積りは妥当なのか?実態は不明でした。そのとき担当サービスの中村さんに”見える化での効率化”を勧められ、VCBOXの導入を決めました。

    具体的には、わたしが会社にいないときでも誰が何をしているのか把握できること、それから生産実績と稼働時間から見積りの妥当性を確認することが目的です。

     

    柴崎様)まだ導入から実質1カ月なので、今は加工にどのくらい時間を要しているのかプログラム単位で確認することから始めています。

    入れ替えによりNCT、αⅤ、CTSのブランク複合加工が行えるようになり、生産性が向上したと感じました。同時に待機時間を見てみると、複合加工をやっていることによって、加工間の待ちによる待機時間が長いことがわかりました。データを蓄積して、効率化を図るポイントを探ろうと思います。

    小田切社長)IoTサポートに対しては、保守のサポートを期待しています。新人オペレーターが曲げを担当しており、点検や保守について、何をしたらいいのか、何を聞いたらいいのかもわからないという状態です。問題が起こってからのサポートもありがたいですが、日ごろの点検・保守についても積極的にオペレーターをサポートしてもらえると安心ですね。

    My V-factoryモバイルを利用すると、待機時間の集計ができます。件数順・時間順で表示。

    マシンを入れ替えたことと見える化を始めたことで、復興から一歩進んだ自社の可能性に気づきました。見える化をすすめて、工場の現状を把握し、それに基づいた将来設計をしたい。自社の将来に期待しています。

    プレースホルダ画像

    お客さま担当営業所より

    日ごろより大変お世話になっております。昨年の台風19号の水害の際は、被災マシンの長期にわたる復旧作業にご協力いただきまして誠にありがとうございました。これまでのサービスはもちろんのこと、この度ご契約いただきましたIoTサポートとの両方で、最大限サポートさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
     

     

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