V-factory Discovery News ２月号

うちは県をまたいだ2工場で生産しています。片方にC1-AJライン機、もう片方の工場でC1の単体機を使用しています。V-factoryをつなげて2つを比較してみると、ライン機のメリットを最大限に生かした運用になってないと気づきました。そこで10月から改善活動を行いました。
 

まず見える化されたデータを従業員に見せて現状を理解させました。
それから待機時間が長い理由を考えました。すると過去につくったプログラムを流用し続けていることがわかりました。それでは現在のマシンでの運用に生かせません。

一次的に時間はかかりましたがプログラム作成から見直し、ライン機を最大限活用できるようにしました。データがあるとこっちも論理的な指示が出せるし、実行する側も納得して取り組むことができます。やる気にもなりますね。

My V-factoryを使うと現状が把握しやすいし、そこから今、何に取り組めばいいのか、会社の弱点が見えてきます。

改善活動の結果:
【C1-AJの時間別稼働時間】
他機のリピート品でもC1-AJで加工できるようにプログラムを見直した結果、余す時間のないフル稼働に

【C1-AJの生産実績 推移】

約5倍に伸ばされています

お客さま担当営業所より
相馬製作所さまはアマダとの歴史が長く、いろいろ勉強させていただいております。今回、生産管理、CADCAM、HG-ATCと、ものづくりの流れを変えるため、設備をご導入いただきました。最新設備を入れたからには、苦労されている部分を改善し、確実に利益を上げられるシステムにしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。