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課題解決
提案

NCスタッド溶接機が
解決します!

NCスタッド溶接機を使用することにより、位置決めのためのポンチ打ちや径違いによるコレットの交換などの段取り、検査項目などが削減されます。
これにより、スタッド溶接工程の大幅な工数削減と品質の安定化が実現できます。

前工程のポンチ打ちを削減

NCスタッド溶接機は、高精度なNC装置と位置決め装置を搭載し、プログラムによる自動運転により位置決めを正確かつ高速に行い、溶接ピッチや位置のズレを解決できます。
ハンドガンでは欠かせないポンチ打ちがなくなることで、パンチングマシンなどの稼働率も向上します。

NCスタッド溶接機

NCスタッド溶接機

スタッドボルトのサイズごとに
段取りを削減

NCスタッド溶接機は、ボルトの径や長さ、形状の違いを1本のコレットにてフレキシブルに対応するため、ハンドガンのように径違いや長さ違いによる煩わしいコレットの交換・調整が不要になります。
また、6種類の異なるスタッドをあらかじめパーツフィーダーにセットしておくことで、1つの製品の中に異径サイズのスタッドがあった場合でも、1プログラムで加工が行えます。これにより、加工時間を大幅に短縮するとともに、仕掛品を大幅に削減することができます。

ボルト形状にフレキシブルに対応する「マルチコレット」

ボルト形状にフレキシブルに対応する
「マルチコレット」

安定した溶接により検査工数も削減

NCスタッド溶接機は、プログラムに従ってスタッドを選択し位置決めを行い、あらかじめ設定された溶接条件にて溶接を行います。
さらに、シミュレーション機能により、スタッドボルトやコレットなどの干渉を事前にチェックすることで加工不良を低減することができます。
これにより、打ち忘れはもちろんのこと、高い位置精度でスタッド倒れのない安定した溶接が可能になるとともに、検査項目と検査工数を削減することができます。

高い位置精度を実現する「NC装置」

高い位置精度を実現する「NC装置」

溶接強度のバラツキも解消

メッキ鋼板などにそのままスタッド溶接を行うと、メッキ層の厚さ次第で、溶接強度にバラツキが発生してしまいます。
そこで、機械に標準搭載されている「研磨ブラシユニット」で、加工前に接合面のメッキを剝がすことにより、安定した加工が可能となり、溶接品質を確保することができます。

接合面を磨く「研磨ブラシユニット」

接合面を磨く「研磨ブラシユニット」

メッキを剝がした接合面

メッキを剝がした接合面

プログラム工数をさらに削減

NC装置「AMNC/PC」を搭載した最新の 「GUNMANⅢ-NT」では、板金CAD/CAM「AP100」による加工データが共有できるようになりました。
自動プログラミング装置で作成した図形データをネットワークを介してサーバーから直接読み込み、マクロや特型で指定された形状にスタッドボルトを自動で割り付けできます。さらに、段取り情報・溶接条件(充電電圧)の自動設定が可能です。
これにより、プログラム作成が外段取り化できるため、生産性を大幅に向上します。

GUNMANIII-NT

製品加工不良も低減

シミュレーション機能にて、スタッドボルトやコレットなどとの干渉を事前にチェックすることができます。また、同一フィーダーに異なるスタッドの指定がないことも事前にチェックします。
これにより、製品の加工不良を低減することができます。

製品加工不良も低減

熟練作業が不要、
スタッド溶接を自動化する

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