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課題解決
提案

溶接未経験者でも
安定した加工品質を実現

アマダのハンディファイバーレーザ溶接機「FLW-1500MT」なら、深い溶け込みが得られるため、誰でも多彩な溶接を簡単に行うことができます。
また、デジタル化により溶接を経験していない方でも、安定した品質の溶接を行うことができます。

ハンディファイバーレーザ溶接機「FLW-1500MT」

板厚1mm以下から、開先加工なしで
溶け込み深さ4mmまで

ファイバーレーザ溶接は母材への入熱を最小限に抑え、細く深く溶け込む溶接方法です。これにより、TIG溶接では難しい板厚1.0mm以下の薄板の場合でも溶け落ちることなく溶接することができます。
また、レーザ発振器は1500Wという高出力のため、開先加工することなくステンレス、アルミともに最大溶け込み深さ4.0mmまで共付け溶接を行うことができます。
溶接未経験者でもリードタイムを大きく短縮することができます。

フィラー溶接の溶け込み断面(A5052 t4.0)

フィラー溶接の溶け込み断面
(A5052 t4.0)

レーザ溶接らしい溶接ビードから、
TIG溶接らしい肉盛りまで

ファイバーレーザ溶接では、細い溶接ビードを作ることができます。
さらに「FLW-1500MT」には、レーザ光を振幅させるウォブリング機能を搭載しています。
これにより、従来のレーザ溶接機ではできなかったTIG溶接のような幅の広い溶接を作ることができ、肉盛り溶接が可能になります。この機能を用いることで、安定した肉盛りや、すき間を埋めることが可能になります。

『ウォブリング機能』を用いた溶接ビード

『ウォブリング機能』を用いた溶接ビード

勘と経験でつくる溶接条件を
デジタル化

従来は、勘と経験で調整していた溶接条件ですが、「FLW-1500MT」では、板厚や材質、継手形状に応じて最適な100種類の加工条件がインストールされています。この溶接条件を活用したレーザ溶接は、専用アプリの「FLW-1500MT-Connect」を使用し、専用のタブレット端末から加工条件を選択するだけで簡単に行うことができます。
さらに、トーチ先端のノズルと製品の距離は、カーボンノズルを製品にあてるだけで距離を一定に保つことができ、安定して溶接することができます。これにより、溶接未経験者でも、導入後すぐに高品質なレーザ溶接を行うことが可能になります。

操作画面

操作画面

自社のワークで
実際に溶接してみたい

全国7カ所のサテライトセンター、テクニカルセンターにて「FLW-1500MT」を常設しています。「FLW-1500MT」の加工品質や使いやすさを、お客さま自身で体感することができます。お近くのセンターをご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

ハンディレーザ溶接機の体験の様子

ハンディレーザ溶接機の体験の様子