水切りパーツの一体化
により合理化できる
加工提案
水切りパーツの部品点数を削減し、一体で加工する方法を提案します。
■水切りパーツの加工方法
- 1枚の板を曲げて一体化
- レーザスリットを利用した手曲げ加工
複数の部品で製作していたパーツを、ヘミング加工と2枚曲げ加工を組み合わせることで、1枚の板で一体加工することができます。これにより、部品点数の削減と溶接作業の削減ができます。
水切りパーツ
現状の水切りパーツの構成
ヘミング加工と2枚曲げで一体化
この長手方向に曲がった水切りパーツを、さらに短手方向に曲げることは、曲げ加工機で行うことはできません。この対策として、レーザ加工機でスリット加工を行うことで、手で曲げることが可能になり、一体化した複雑形状の水切りパーツを簡単につくることができます。
手曲げ部のスリット加工
スリット部拡大
上:手曲げ部のスリット加工 下:スリット部拡大
複雑形状でもスリット加工と手曲げで対応
効果
このように、水切りパーツを一体化によりで製作することで、以下のような合理化効果が得られます。
■ 生産性比較
水切りパーツを一体化した生産性
※マシン・作業者・作業環境等で時間は変わります。
まとめ
- 一体化して部品点数の削減から部品管理が簡単。
- ヘミング加工や手曲げを使うことで、組み立てや溶接工数の削減が可能。
金型や加工方法など、詳しい内容については下記よりお問い合わせください。
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